鍵屋のブログ
2022-05-07 13:54:00
鍵・錠前の寿命
どんな鍵・錠前にも寿命があります。
一般的な鍵・錠前ですと使用頻度にもよりますが、約10年前後と言われております。
鍵故障の原因のほとんどは、シリンダー内部の汚れ(埃や鉄粉によるもの)又はシリンダー内部部品の破損・劣化です。
キーも鍵穴も金属なので、鍵を使用するたびに摩耗し鉄粉が鍵穴内部に溜まります。対策は定期的なメンテナンス。(潤滑油をさすなど)
鍵穴(シリンダー)部分に精密な部品が多数使われておりそのうちの1つでも破損や変形すると使用不可能になる事が多いです。
鍵穴故障の前兆は、キーが抜けづらい・空回りする時がある・キーを差し込んで回転させる時に、重くなることがあるなどです。
次に多いのは錠前本体の故障です。
錠前本体は扉の中に埋め込んである部品になります。(カンヌキ部分)
長年の使用により錠前本体中のバネや部品の変形・破損によるものが多いです。
錠前故障の前兆は、空回りする・キーを差し込んで回転させる時に、重くなることがある・ひっかかりがある・レバーを下げても扉が開かない事があるなどです。
完全に故障してしまう前に交換メンテナンスをオススメします。
扉が閉まったまま故障してしまうと修理の前に扉を開ける作業が必要になります。(基本的に鍵・錠前は室内側からしか取り外しができない)